『 日々是好日 』

ありのままを 前向きに ------ Miyaki K.
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終わりの始まり

「いいわけ」「いいのがれ」も、ここまで来たか?と呆れるばかりである。
「桜を見る会」をめぐる通常国会での、安倍さんの“珍答弁”だが、「桜を見る会の申込書をコピーして、広く募るのは安倍事務所から始まったが、募集をしていることは、いつから知ったのか」との質問に対し、安倍さんは
「幅広く募っているという認識だったが、募集しているという認識はなかった」と答えたという。質問者はニガ笑いをして「募集の募は、募るという字なんですよ」と解説を加えたというのだ。国会の場で、しかも時の総理に、言葉の説明をするという・・総理の立場もあったものではないが。先の※「ご飯論法」にもならないこの答弁に、早速ネット上では、「招かれたが、招待されなかった」「答弁しているが、答えていない」など、これを揶揄するツィッターで盛り上がっているらしい。しかし、ことは笑いごとではなく、内閣府が正式な招待状を発送する以前に、安倍事務所から「桜を見る会にご参加を賜りありがとうございました」という「ご連絡」の文書が支援者に送られていて、安倍事務所の「やりたい放題」ではないかとの指摘に、安倍さんは「推薦すれば招待されるだろうという、安易な憶測のもとに出された、招待プロセスを無視した“不適切な”文書であった」と答えている。税金を使ったイベントに、支持者を大量に招いて「私物化」したその証拠文書を、「不適切」という軽い言葉でかたずけようとする、その「感覚」こそもっと批判があってもいい。
この「桜を見る会」の説明に「納得できない」は78%、IR(統合型リゾート)は「見直すべき」67%。にもかかわらず、日経の内閣支持率は横ばいで48%。前回に比べわずか2%しか減らなかったという。その結果をどう見ればいいのだろう。
このことは「安倍政権とは何か?」に通じるのだが、おそらくこれは、不支持の人は益々支持しない気持ちを強くする一方、それを見ている支持する人は、(そこそこ上手くやっている)安倍さんを下ろそうとするのは「けしからん」と、支持しない人に「敵意」を抱いている、すなわち、不支持も支持も固まりつつあって「移動」が無くなっている、言い換えれば世論の「分断」が進んでいると言えるのだが。そのことで「支持率は下がらない」と安倍さんは読んでいて、その強気と居直りが、国会答弁に表れているとしか思えない。これはアメリカのトランプ政権とも重なるが、日本は野党の力不足、アメリカは民主党の迷走が政権を助けているという構図も、ソックリである。
安倍さんは、折に触れ「民主党」の政権交代を“悪夢”だったと引き合いに出すが、もう7年以上も前のことだ。間違いを正す意志さえあれば、時間は十分過ぎるほどあったはずで、いまだに「いいのがれ」に民主党を持ち出しているとしか思えない。
降って沸いたような中国発の「新型コロナ騒動」。このタイミングも、国民の関心をそらすことでは、安倍さんは運がいい?のかも知れない。しかし、危機管理次第で、オリンピックにまで影響が及ぶとなれば・・
アメリカもトランプ大統領の思い通りになるのかどうか。中国が発信源だけに、日本も含めた、世界の経済に及ぼす影響はどの程度のものなのか、まさに政界は「一寸先は闇」。何か想像を超える終わりの始まりが、進んでいなければいいのだが。

※ ご飯論法・・「朝ごはんを食べたか」と聞かれ、パンを食べているのに「(コメの)ご飯は食べていない」と答えるごまかしの答弁手法
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笑う門には

ジムの運動で一汗かいた、帰り道でのことだ。
女子高生とおぼしき二人が、道端で大声で笑いころげている。
何がそんなに可笑しいのだろう。縦のモノが横になっても?笑ってしまう年頃。それにしても、その屈託のなさに、「若いってことはいいなぁ、羨ましいなぁ」と思ってしまう。
昔から「笑う門には福が来る」と言うが、歳をとると、大声で笑うことは少なくなってくる。気難しく仏頂面しているよりは、明るく笑い飛ばすほうが、健康にもいいことは間違いない。私も笑いを求めて、できるだけ笑顔でいたいと願う今日この頃だが。
その笑いを提供するプロ(お笑い芸人、タレント)の最近のレベルの低さには、どうしても辛口の採点をしてしまう。中には、ただ「うるさい、騒がしい」だけの、とても「芸」とは言えない “芸人” も少なくない。明石家さんまも爆笑問題(太田光)も、ただ「騒がしい」だけで、面白いと感じないのは、やはり、私の歳のせいなのだろうか。さんまなどは、もうベテランの域なのだから、もう少し、自分の芸 (芸というものがあればの話だが) に磨きをかけてほしい。テレビは、何をやっても「編集」やカットが可能だから、芸人を堕落させる。「紅白」などの生放送(ライブ)で、その芸人の真価実力が判る。
殺伐とした笑いのない世の中に、彼らの存在は大きいと思うのだが、「バカ騒ぎ」イコール「笑い」と勘違いしているのであれば、その笑いは少し寂しい。
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謹賀新年

令和2年、今年は子年の「年男」。
そして2020 東京オリンピック・パラリンピック。
「東京オリンピック」を、2度経験するわれわれは、恵まれた世代なのかも知れない。

8月の開催で、マラソンが札幌に変更になり、予算の規模は大幅に増えて、「震災からの復興」をテーマにしたはずが、それもどこかに吹っ飛んでしまったり・・と、殆どいい加減なことばかりだが、少なくとも、オリンピックが開催できる環境というのは、とりあえずは、戦争のない「平和な時代」ではあるのだろう。しかしながら、年明け早々、アメリカ・イランのキナ臭い中東情勢に、予断は許さない。

平成から令和に、時代は変わったが、地震、台風、洪水被害、これまで体験したことのない自然災害の脅威と、われわれは常に向き合う時代になったようだ。そして、いじめや虐待に見られる、自分をコントロールできない人が多くなった時代。お葬式やお墓の考え方の変化、年末年始の忘年会、除夜の鐘、年賀状など、令和という時代は、昔からのこうした日本の習慣が消えてゆく「始まりの時代」なのかも知れません。また出生率の低下で、人口の自然減は51万人余り。鳥取県の人口に近い人が減っていくという衝撃的な事実も明らかになった。確かに、結婚しない或いは晩婚の人が多くなっている。その理由と実態は様々ですが、子供を産み育てる楽しさ幸せを、次の世代に伝えきれなかった我々世代の責任も感じてしまいます。
オリンピックと令和の、ただ「新しい時代」というだけで、何か “世直しの魔法の杖” があるように期待するには、あまりにも課題が大きすぎるのも事実です。老いも若きも、知恵を出し合って共存できる社会。
子年の72、今の自分に出来ることは何か。今年も、それを模索する年になりそうですが・・。



物事をあまり悲観的ばかりに捉えず、『おりおりの言葉』も、表題を『日々是好日』に変えて、 “ありのままを「前向き」に” を副題にして、少々リニューアルをしてみたところです。
今年もまた、皆様の健康とご多幸をお祈りしつつ、謹賀新年のご挨拶に。
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歌合戦 考

第70回紅白歌合戦。令和を迎えてなお、“国民的歌番組”の宿命を担う「紅白」。裏番組がどんなに嗜好をこらしてがんばっても、テレビ自体の衰退がどんなに言われたとしても、“後期高齢者”が健在なかぎり、このマンモス番組は存続し、制作者側には、見る側の「最大公約数」を満足させる力量が問われる。「嵐」一色の風景には閉口したが、これもまた最大公約数としては止むを得ないのだろう。「竹内まりや」や「松任谷由美」も、営業努力?により何とか取り込んではいたが、しかし出来映えはイマイチであった。
意外にも、印象に残ったのは「ビートたけし」。
NHKに貢献した?大河ドラマ『いだてん』は、低視聴率で散々だったが、しんみりと歌った『浅草キッド』はよかった。まだ「駆け出し」の頃、一緒に苦労した相方(あいかた)を置いて、自分だけが人気者になって頂点を極めていく・・多少の才能はあったかも知れないが、自分がここまで来れたのは、運がよかった、恵まれていた。その陰に、消えて行った相方や同じ仲間がいることに、ちょっと「罪悪感」がないこともない・・と、彼は率直に語っている。70を超えて、決して上手い歌ではないが、味があった。
「嵐」だってそうだ。歌が上手いとは思えないし、それほどの才能があるとも思えない。紅白に出られず、今年もどこかで、この“国民的歌番組”を見ていた仲間は多いはず。その差は、もしかしたら「紙一重」で、それを心のどこかで歌い込めれば、「嵐」も味のある歌になるのではないか。

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2019 墓碑銘

今年も、多くの著名人が鬼籍に入られた。

「日本の憲法に込められた、人類平和の思想だよねぇ。
それは尊いもので、絶対守らなくてはならない。」
護憲を訴える「九条の会」設立の呼びかけ人でもあり 
“梅原日本学”と呼ばれる独創的な分野を開いた
哲学者 梅原 猛

「日本は原子力の平和利用・不拡散、
この両方を実現しているモデルのような先進国。
その経験を世界に共有してもらいたいですね。」
北朝鮮の核問題やイラン核合意に取り組んだ
IAEA事務局長 天野之弥

「行き場を失い命を脅かされている人々が、
この倍以上はいるはず。決して許されない。」
現場重視の立場から、
紛争地に自ら出向き難民らの声に耳を傾けた
日本人初の元国連難民高等弁務官 緒方貞子

「軍事によらない国際貢献。
みんなが泣いたり、困っているのを見ればね、
誰だって “どうしたんですか” って言いたくなる、
そういう人情に近いもんですよ。」
30年以上にわたりアフガニスタンの支援を続けて来た
NGO “ペシャワール会” 現地代表の医師 中村 哲

世界の平和と、軍拡・核兵器の愚かさを訴え続けた彼らの生の声は、これからも生き続ける。
平和への祈りをこめて、今年も暮れる。
 



2019 墓碑銘

1/5 兼高かおる 90歳 旅行ジャーナリスト 心不全
1/12 梅原猛 93歳 哲学者 肺炎
1/12 市原悦子 82歳 女優 心不全
1/20 野中正造 113歳 男性で世界最高齢 老衰
2/4 マッチ・ニッカネン 55歳 ノルディックスキーのジャンプ
2/6 天地総子 78歳 歌手・女優 塞栓性脳梗塞
2/8 堺屋太一 83歳 作家 多臓器不全
2/10 北尾光司 55歳 大相撲・プロレスラー 慢性腎不全
2/24 ドナルド・キーン 96歳 日本文学研究者 心不全
3/6 森山加代子 78歳 歌手 大腸がん
3/7 ザ・ デストロイヤー 88歳 プロレスラー
3/17 内田裕也 79歳 ロック歌手 肺炎
3/26 萩原健一 68歳 俳優 消化管間質腫瘍
3/29 白石冬美 82歳 声優 虚血性心不全
4/8 ケーシー高峰 85歳 タレント 肺気腫
4/11 モンキー・パンチ 81歳 漫画家 肺炎
4/24 小出義雄 80歳 陸上長距離指導者 肺炎
5/12 京マチ子 95歳 女優 心不全
5/13 ドリス・デイ 97歳 歌手 肺炎
5/15 杉葉子 90歳 女優 結腸がん
5/20 ニキ・ラウダ 70歳 F1ドライバー
6/6 田辺聖子 91歳 作家 胆管炎
6/26 高島忠夫 88歳 俳優 老衰
7/8 竹村健一 89歳 評論家 多臓器不全
7/9 ジャニー喜多川 87歳 ジャニーズ事務所社長 くも膜下出血
7/18 天野之弥 72歳 IAEA事務局長
7/22 李鵬 90歳 中国元首相
8/16 ピーター・フォンダ 79歳 俳優 肺がん
9/2 安部譲二 82歳 作家 急性肺炎
10/6 金田正一 86歳 元プロ野球 敗血症
10/7 和田誠 83歳 イラストレーター 肺炎
10/12 中山 仁 77歳 俳優 肺腺がん
10/22 緒方貞子 92歳 元国連難民高等弁務官
10/24 八千草薫 88歳 女優 膵臓がん
10/31 山谷初男 85歳 俳優 間質性肺炎
11/18 木内みどり 69歳 女優 急性心臓死
11/29 中曽根康弘 元首相 101歳 老衰
12/5 中村哲 73歳 医師・NGO「ペシャワール会」現地代表
12/12 梅宮辰夫 81歳 俳優 慢性腎不全

<< 合掌 >>
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視界良好

人生70余年にして、これまで一度も「手術」というものを体験したことがなかった。
会社を定年退職したのち、年一度の「人間ドック」で、緑内障の疑いを指摘されて、眼科の精密検査を受けたが、幸い、早期の発見で緑内障の進行は免れた。その後、老化による「白内障」を自覚するようになり、クルマの運転やパソコンの使用、読書に支障が出ることを危惧していた。目のレンズ(水晶体)が濁る白内障は、個人差はあるものの、加齢により誰でも発症するというが、近年、眼科医療の急速な進歩により、手術を受ける高齢者が増えているという。レーザーによる先進医療の手術は、保険対象外で医療費も安くはないが、残り少ない?人生を、せめて『視界良好』にしたいとの思いから、手術を受けることに決めた。
《 手術前、参考にした本 》
 s-白内障.jpg

フェムト・セカンド・レーザーの先進技術というのだが、このfemto- が「10のマイナス15乗」即ち1000兆分の一という、とてつもない「単位」であることも初めて知った。そうした想像もできない秒単位の精度でレーザーを照射する。まず片目を手術して、その効果を確認しながら、更に片目をという人が多いようだ。コトが目だけに万が一のリスクを考えると、取り敢えず片目づつという選択になるのだろうか。医師に相談したところ、両目を同時にやることは一向に構わないとのことなので、私の場合、「どうせ両方やるのだから」一度で済ませることにした。
体験者の話や、モノの本によれば、このレーザー手術は、いとも簡単で「日帰り」の翌日には、驚くほどよく見えるようになる・・等々が強調される。さて、その現場は実際どうなのか。合併症のリスクから「除菌」に対する配慮や、手術中の咳やクシャミなど、不意の動きに注意する必要があるが、主治医と3人ほどの看護師に囲まれて手術は始まった。目薬による麻酔で、無論痛みを感じることはないが、一点の照明だけが見えて、それを見据えるようにとの医師の指示がある。「レーザー照射が始まります」の声に、いよいよ緊張感が走るが、気持ちはもう「まな板の上の鯉」で、右腕がいつの間にか押さえられていると感じたら、どうやら血圧を測っているようであった。約30秒ほどのレーザー照射で、白内障で濁った水晶体の破砕と角膜の切開を正確に行ない、次に超音波で、更に水晶体を破砕しながらその濁った水晶体を吸引する。次の工程は、角膜の切開部分から、水晶体を包んでいた嚢の中に、いよいよ(小さく折りたたんで丸めた)多焦点眼内レンズを挿入する。
痛みはないのだが、もちろん意識ははっきりしているので、今、自分の目の中で、まさにこうした手術が行われていると思うと、あまりいい気持ちはしない。特に、最初の右目はレンズの挿入に時間がかかり、医師たちが「医学用語」で会話するのが聞こえると、何か「よからぬこと」が起きているのでは?と疑心暗鬼にもなる。
手術の正味時間は約30分。ともかくも、両目の手術が終わった。手術直後は瞳孔が開いていて、歩くのも不自由な状況だったが・・あれから5日が経過。手術後のケアは続いているが、結果は「視界良好」。評判通り、近くも遠くもよく見えるのだ。家のテレビの画面の綺麗さというか「色合い」「発色」が全く違う。カミさんなどは「あまり見え過ぎるのもイヤねぇ。私の年取ったのが判ってしまう」などと、ジョークとも本音ともつかないことを言う。確かに、歳をとれば、少々ボンヤリ見えるくらいが、お互い幸せ?なのかも知れない。

初めての手術ではあった。しかも目の中に、親から授かったものではない「人工物」が埋め込まれたのだ。それを通して見える世界は、何か不思議な気がするが、それも医学の進歩。科学の進歩には懐疑的になることもあるが、新たな年を迎えるにあたり、まずは視力の回復した喜びを、素直に享受したい。
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ニュース ウォッチ 9

12月16日 NHK『ニュース ウォッチ 9(ナイン)』
この日は、ニュースになる出来事が少なかったのかどうか !?
神奈川県の個人情報管理で、黒岩知事が謝罪したというニュースの後、(それと同列で) HONDAのレース活動について、詳しくNHKが報道した。公共放送が、一民間企業の企業活動を、ここまで取り上げるのは珍しいが、ここでも、やはり本田(宗一郎)さんの名前が登場する。

今年を振り返って、HONDA の業績は、決して誇れるものではなかったが、全国に伝わるNHKのニュースは、悪いニュースであれば「最悪」だが、よいニュースであれば、ヘタなコマーシャルよりは、ずっと「効果」がある。
本田さんに感謝しつつ、来年は期待に応えるべく、是非とも、後輩諸氏の奮起を望みたい。

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札所めぐり? 西福寺

s-西福寺.jpg
西福寺 三重塔

川口市の「安行」といえば植木の産地として知られるが、その安行街道を草加から北上すると、西福寺がある。境内には三重塔があって、江戸幕府三代将軍徳川家光の長女・千代姫が奉献したとされる。勝手な推測だが、春日局が川越(喜多院)に縁があったように、埼玉は将軍家光との縁が深いのかも知れない。高さは約23メートルあり、埼玉県下で最も高い木造建築だという。塔は釘を一本も使わずに作られていて、構造は、一層の天井から真上に一本の柱を立て、その柱から二層・三層の屋根に梁を渡すことでバランスをとり、風にも地震にも耐える工夫がされている。東日本大震災の前に訪れたことがあるが、確かに震災の傷跡はない。入口正面の観音堂には、西国・坂東・秩父札所の百の観音像が安置され、ここを参詣すれば、百ヶ所の観音霊場を参詣したと同じ功徳があるとされる。かつて仲間と歩いた秩父の札所巡りは、近年、残念ながら足を運ぶことがなくなったが、ここに来れば、それ以上の「御利益」があるということか。
最近の写真は、スマホのカメラで済ますことが多くなったが、この日は久しぶりに「一眼レフ」を構えてみた。「物言わぬ愛車」から「お喋りな愛車」になった愛車を、三重塔をバックにしてパチリ。カミさんが「ホンダの宣伝写真みたい !!」と褒めて?くれたのをいいことに、私も調子に乗って、A4サイズに引き伸ばしたプリントを、部屋の壁に飾っている。
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地球儀と「一覧表」

ベランダに、カミさんの手で干し柿が吊るされた。
今年は寒暖の関係で、いつもより「大振り」の柿になったという。3年前と比べても、数は少ないが一つ一つが大振りである。さて、味のほうはどんなものか、また楽しみなことだ。
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3年前↓と比べても、大きさの違いがわかる。
干し柿0.jpg 

クリスマスも近いことで、孫たちへのプレゼントにと「年寄りの需要」を狙ったものか?「地球儀」の広告が出ている。地球儀とは言っても、ただの地球儀ではない。地名をペンでタッチすると、その場所の様々な写真が、音声ガイドと共に表示されるというものだ。パソコンと地球儀を結び付けたアイデア商品で、消費税も加わると決して安くはないのだが、購入すべきかどうかカミさんと相談しながら、少々迷っている。
私がまだ小学校の低学年の頃だったと思うが、父が手作りで、大きな模造紙に「ローマ字」の「アイウエオ50音」の一覧表を作って、壁に貼ってくれたことがあった。当時はまだ小学校から英語を教え始める時代ではなかったが、この一覧表を見ながら、私は自分の名前や身の回りのモノの名前をローマ字で書いて、アルファベットに興味を持ったように思う。学校で何かの英語表記を見つけては、それを「ローマ字式」に読んで、仲間に得意になっていたことを覚えている。今思えば、父から与えられたあの一覧表が、その後の私の外国語に関わる“原点”だったと確信するのだが・・。
時代は変わって、地球儀は、あの素朴な一覧表とは比べものにならないハイテクな代物だが、孫にとって、これが海外との関わりの原点になるのであれば・・との思いはある。あのホリエモン(堀江貴文)は幼い頃、家にあった百科事典をオモチャ替わりに開いてみては「知識の輪」を広げていたという。それをどう受け入れて、どう生かすかは子供次第だが、「材料」を与えることは大事なことなのだろう。
父の手作りの一覧表に感謝しながら、地球儀の購入に傾きつつある、ジジ馬鹿の今日この頃である。
 
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読解力

15歳を対象とした国際調査で、日本人の「読解力」の低下が指摘されている。ひとくちに読解力とは言っても、古典的な「国語力」にとどまらず、文章や資料の様々な情報を、理解・評価して自ら「考える力」ということらしい。情報化・デジタル化の時代にあって、日本は数学的リテラシー、科学的リテラシーに関しては、上位をキープしているが、そもそも読解力とは、数学的・科学的な理解の上でも、基本となる能力だから、関係者のショックも大きかったようだ。因みに、この3部門のすべてに於いてトップを占めたのが「中国」ということも考えさせられる。
今回の結果について、教育関係者の間では、数年前からその兆しは見えていたという。大学関係者の話だが、学生に「一年に何冊本を読んだか」を尋ねると、一冊か二冊あるいは全く読まないと答える学生は珍しくないらしい。新聞は読まない、インターネットも自分の関心のあること以外は見ない。最近の若い人は、文章を読む機会が極端に不足していて、このままでは世の中の情報も読み解けないのでは?と危惧している、とのことだ。読解力とは、読んで字のごとく「読み解く力」だが、例えば文章を読んで、これは何を言おうとしているのか、それを要約する力、この言葉はどういう意味で使っているのか、或いは人の話を聞いても、要するにこの人は何を言いたいのか、本音はどこにあるのか、そうは言っても言葉にウソはないのか!? そうしたことも含めての「読解力」なのだろう。スマホで便利に情報を得るのもいいが、俗に言う「行間を読む」とか、人間関係の「機微」を捉えるとなると、やはりそれは読書によって培われるのだろう。若い人の日常語に、「ヤバイ」「マジ」といった単語の何と多い事か。これで全てが済んでしまえば、機微(=微妙な事情、趣き)などあろうはずもない。
スマホもいいと思うが、時に名文とされる長い文章をじっくり読んだり、人との「生身の会話」から「読解力」を身に付ける、そして自らも文章にして書いてみる。ネットの短い文章のやり取りで、そうした訓練や習慣が欠けているのではないか、私にはそう思えてならない。
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おりおりの言葉 (抄)
  »『大事なこと』(Jul.2015)
  »『一枚の写真から』(Jun.2015)
  »『K君からの手紙』(Feb.2015)
  »『2013 墓碑銘』(Dec.2013)
  »『難しい時代』(Dec.2013)
  »『ターナー展』(Dec.2013)
  »『3年が経過して』(Nov.2013)
  »『年寄りの道楽?』(Nov.2013)
  »『古文書(こもんじょ)の息づかい』(Oct.2013)
  »『絶妙なインターバルに・・』(Sep.2013)
  »『9年目のイチロー』(Aug.2013)
  »『本田さんのこと』(Aug.2013)
  »『7月の終わりに』(Jul.2013)
  »『オノマトペ』(Jul.2013)
  »『吉と出るか、凶と出るか』(Jul.2013)
  »『Stay hungry,Stay foolish』(Jun.2013)
  »『最近、戸惑うこと』(May.2013)
  »『弘前の桜』(May.2013)
  »『春のミステリー』(Apr.2013)
  »『3分の2』(Mar.2013)
  »『遅れた新年会〜散りゆく桜』(Mar.2013)
  »『春を待つ』(Mar.2013)
  »『似て非なる』(Mar.2013)
  »『N(エヌ)ッコロ』(Jan.2013)
  »『おりおりの言葉 次(Jan.2013)
  »『2012 墓碑銘』(Dec.2012)
  »『流行語大賞』(Dec.2012)
  »『原風景』(Dec.2012)
  »『Fly me to the moon.』(Oct.2012)
  »『座右の銘』(Sep.2012)
  »『なにぬね・・のりか』(Aug.2012)
  »『おやじのせなか/石原慎太郎』(Aug.2012)
  »『ブラタモリ』(Jul.2012)
  »『6月という月』(Jun.2012)
  »『「ぬきさしならない」この時代に』(May.2012)
  »『金環日食』(May.2012)
  »『今年の大河は、』(Apr.2012)
  »『一期一会』(Mar.2012)
  »『嗚呼(ああ)「同級生」』(Feb.2012)
  »『二つの悲しみ』(Jan.2012)
  »『仕事納め』(Dec.2011)
  »『愛犬ラブ』(Dec.2011)
  »『さようなら』(Nov.2011)
  »『神の手帳』(Oct.2011)
  »『天災、「人災」』(Sep.2011)
  »『夏の終わりに』(Aug.2011)
  »『ゲン担ぎ』(Aug.2011)
  »『誰か、いい感じに・・』(Jul.2011)
  »『63歳、若葉マーク』(Jun.2011)
  »『母の通信簿』(May.2011)
  »『重なる不幸に、』(Mar.2011)
  »『クライストチャーチ、運・不運』(Mar.2011)
  »『断・捨・離』(Feb.2011)
  »『ゆく年くる年に』(Jan.2011)
  »『12月のうた』(Dec.2010)
  »『帝国の崩壊』(Dec.2010)
  »『今、丸の内オフィス街で』(Oct.2010)
  »『炎暑延々』(Aug.2010)
  »『美しい日本語』(Aug.2010)
  »『魔の2歳』(Jul.2010)
  »『出口を求めて』(Jun.2010)
  »『父の贈り物』(May.2010)
  »『上から目線』(Apr.2010)
  »『昇りつめた龍は・・』(Feb.2010)
  »『ゴボゴボペ〜二月の寒い日に』(Feb.2010)
  »『年の瀬に思うこと』(Dec.2009)
  »『11月の詩(うた)』(Nov.2009)
  »『ラジオと私』(Aug.2009)
  »『宇宙と星』(Jul.2009)
  »『こまめに水分を』(Jul.2009)
  »『手紙』(Apr.2009)
  »『08年 デジタルとアナログ』
  
»『老兵は死なず』(Nov.2008)
  »『秋田に学べ』(Aug.2008)
  »『犬たちよ』(Jan.2008)
  »『生きている間に』(Jan.2009)
  »『愛車』(Oct.2007)
  »『贈る言葉〜娘の嫁ぐ日に』
  »『梅の香の季節に』(Mar.2008)
  »『広辞苑 第六版』(Feb.2007)
  »『吹かずとも』(Apr.2006)